ロタウイルス感染症の報告が増えています
2月後半よりロタウイルス感染症の報告数が増えています。ロタウイルス感染症
は主に乳幼児の下痢症を引き起こすウイルス感染症であり、毎年3月~4月を
患者報告数のピークとして、5月頃まで流行が続きます。
ロタウイルスによる胃腸炎とは、ロタウイルスによって引きおこされる急性胃腸炎で、
乳幼児期(0~6歳ころ)にかかりやすい病院です。
ごくわずかなウイルスが体内に入るだけで感染してしまいます。
大人はロタウイルスの感染を何度も経験している為ほとんどの場合、症状が出ません。
乳幼児は激しい症状が出ることが多く水のような下痢、吐き気、嘔吐、発熱、腹痛です。
脱水症状がひどくなると点滴が必要となったり、入院が必要になることがある
感染症です。
現在、流行が続いています。
手洗いの励行、外出時のマスクの着用などの予防対策に努めましょう。