県内インフルエンザ定点報告
2018年第11週(3月12日~3月18日)のインフルエンザの定点当たり報告数は
13.70(患者報告数 1,055)となりました。
内訳は、A型 501件、B型 54件、A型とB型ともに陽性が2件です。
2月後半よりロタウイルス感染症の報告数が増えています。ロタウイルス感染
症は主に乳幼児の下痢症を引き起こすウイルス感染症であり、毎年3月~4月
を患者報告数のピークとして、5月頃まで流行が続きます。
下痢、嘔吐のために水分摂取できない乳幼児が入院することも少なくありま
せん。ロタウイルスの感染経路は主に糞口感染であり、患者の排泄物中に多
量のウイルス粒子が含まれているため、オムツ等の適切な処理が感染防止の
基本です。院内感染を防止するためにも、手洗いの徹底につとめていきたいと思います。
インフルエンザ、ロタウイルスについて
現在、流行が続いています。
手洗いの励行、外出時のマスクの着用などの予防対策に努めましょう。